実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言 133】

「わたしどもは,キリスト教徒のように神様に何かを請願する祈りはめったにしません。ないものをねだるよりはむしろ与えられたものに,感謝の祈りを捧げるわけです(『金曜日ラビは寝坊した』から)」(『成城だより 上』,大岡昇平講談社

 

◯人間の欲望には限りがなく,放置すれば肥大化する一方です。したがって,欲望の肥大化に意識的に歯止めを掛けない限り,どれだけ多くのものを手に入れても満ち足りるということはなく,むしろ,満たされない気持ちばかりが募ってしまいます。満ち足りた気持ちで幸せな人生を送りたいのであれば,強い意志を持って欲望の肥大化を自制し,足るを知るということを学ぶ必要があるのではないでしょうか。無い物ねだりをするのではなく,すでに自分に与えられているものの多さに気づき,心から感謝できるようになる必要があるのではないでしょうか。(2020年7月1日)(4)(6)関連