実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言 126】

「足るを知るとは,もとより決して易(やす)きにつくことではない。いいかげんで妥協して自分をごまかすことでもない。」(「幸福の扉」(『文藝春秋 新幸福論 本当の幸せとは?』所収),夏樹静子,文藝春秋

 

◯満ち足りた幸せな人生を送るためには,足るを知る必要がありますが,足るを知るということは,大きな満足を得ることを諦めてしまうことではありませんし,痩せ我慢をして小さな満足でも満ち足りているように見せかけることでもありません。新たに多くのものを手に入れなくても,自分が持っているものだけで何ら不満を感じることなく十分に満足できるように(大きな満足が得られるように),自分の心の持ち方を根本的に改めるということです。自分の心持ちをそのように改めることさえできるなら,私たちはどのような状況に置かれようとも,幸せであり続けることが可能になるのではないでしょうか。(2020年6月24日)(6)(7)関連