実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言 118】

「春の休日の午後,縁側の籐椅子に寝そべってぼんやりと家の前に広がる田んぼや田舎町の家並み,さらに遠くの県境の山脈などを眺めていると,結局手に入れたかったのはこんな静逸(せいいつ)な時間だけだったのではないか,との思いが確信にまで深まってゆく。」(「得たかった時間」(『文藝春秋 新幸福論 本当の幸せとは?』所収),南木佳士文藝春秋

 

◯私たちは幸せになろうとして,財産や地位や権力や名声などを手に入れようとあくせく努力しますが,それらを手に入れることができれば本当に幸せになれるのでしょうか。幸せになりたいのであれば,いったん立ち止まり,幸せとは何なのか,不幸とは何なのかということを真剣に考えてみる必要があるように思います。幸不幸は心の持ち方次第なのであり,財産や地位や権力や名声などが手に入らなくても,むしろ,それらに対する執着から解放され,心の平安を取り戻すことによってこそ,いま自分の目の前にある幸せに気づけるようになり,ひいては,生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになるのではないでしょうか。(2020年6月16日)(1)(4)(6)(7)関連