実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は短く,しかも,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。  私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくはありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言 99】

「低刺激環境に人間を長く置いておくと,センサーが敏感になるんですね。(内田)」(『身体で考える。』,内田樹・成瀬雅春,マキノ出版

 

◯簡素で無欲な生活に慣れると,幸せを感じ取る感度が鋭くなり,ささいな事柄にも幸せを感じられるようになります。他方,贅沢で貪欲な生活に慣れてしまうと,幸せを感じ取る感度が鈍くなり,ちょっとやそっとの事柄では幸せを感じられなくなってしまいます。簡素な生活は,それを他者に強制された場合には,ただの貧しく惨めな生活ですが,小欲知足を心がけ,自分の自由意志に基づいて選択した場合には,とても心豊かな生活になり得るのではないでしょうか。日常生活におけるささいな事柄に幸せを感じられるようになること,ひいては,生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになることこそが,人間が幸せであり続けるための秘訣なのですから。(2020年5月28日)