「人生は絶えざる喜悦でなければならないし,喜悦でありうるのである。」(『文読む月日(上)』,トルストイ,北御門二郎訳,筑摩書房)
◯人生が,生きる喜びに満ちた幸せなものでなかったとしたら,この世の中に生まれてきた甲斐(かい)がありません。人生はたった一度きりです。私たちは幸せであるべきですし,本気で願い,本気で努力するなら,きっと誰もが幸せになれると私は信じています。そのためには,幸せとは何か,どのようにすれば幸せになれるのか,ということを自分なりに真剣に考え(他者の考えを無批判に取り入れて尻馬に乗るのではなく),自分がやるべきことを明確化した上で,そのことに全力で取り組み,最善を尽くす必要があるのではないでしょうか。(2020年5月20日)