実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は短く,しかも,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。  私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくはありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言 86】

「知識には際限がない。それゆえ,非常に多くを知る人の,非常に少ししか知らない人に対する優越性も,無限に小さい。」(『文読む月日(上)』,トルストイ,北御門二郎訳,筑摩書房

 

◯私たちは,自分はなんでも知っていると思いがちですが,実際に知っていることなど高が知れています。知識には際限がなく,それに比べれば私たちが知っていることなど微々たるものであり,また,多くを知る人間と少ししか知らない人間の差も,団栗(どんぐり)の背比べであるに過ぎません。より良い人生を送りたいと願うのであれば,自分が無知であることを常に自覚しつつも,できる限り多くの知識を頭に詰め込むことにではなく,少しでもよいので,自分が生きていく上において本当に必要と思われる知識をしっかり身に付けることにこそ力点を置くべきなのではないでしょうか。(2020年5月15日)