「正直とか親切とか友情とか,そんな普通の道徳を堅固に守る人こそ,真の偉大な人間というべきである。(アナトール・フランス)」(『座右の銘』,「座右の銘」研究会編,里文出版)
◯様々な徳目は,その単純さゆえに軽んじられがちです。しかし,単純だからといって,その実践が簡単であるとは限りません。それぞれの徳目は,理解することにではなく,実践することにこそ意味があるのであり,真の偉人(賢者)とは,それらの徳目を軽んじることなく,強い意志を持って実践し続ける人(実践しようと努力し続ける人)のことを言うのではないでしょうか(2020年4月28日)。