実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言 67】

「もし君が自分の欠点に思いを馳せ,それを矯正しようと努めるならば,他人を非難することなど思いもつかず,またそんな暇もないであろう。」(『文読む月日(上)』,トルストイ,北御門二郎訳,筑摩書房

 

◯人生が自分の思い通りにならないからといって,それを他者のせいにして他者を責め立てたところで,人生が自分の思い通りになるわけではありません。幸せになりたいと本気で願うのであれば,人生はままならないものであるという事実をしっかり受け入れた上で,そのような人生にさえ幸せを感じられるようになる必要があるのではないでしょうか。他者を非難している暇があるのなら,自分の心の持ちようを見直し,幸せを感じ取る感度を上げることにこそ大切な時間やエネルギーを注ぐべきであると思います。(2020年4月26日)