「人生の最大の目的は幸せになることだ」(「放てば満てり」(『文藝春秋 新幸福論 本当の幸せとは?』所収),野口誠一,文藝春秋)
◯人生はたった一度きりです。その人生が生きる喜びに満ちた幸せなものでなかったとしたら,私たちはいったい何のためにこの世の中に生まれてきたのでしょうか。どんなに長生きできたとしても,その人生が苦しいだけでまったく幸せを感じることのできないものであったとしたら,生きていることにはいったいどのような意味があるのでしょうか。私たちにとって,幸せであることは人生最大の目的であると同時に義務です。幸せであることにこそ最大限の関心を払い,最大限の力を注ぐべきである思います。そして,そのためにもまずは,幸せとは何か,ということについて,真剣に考えてみる必要があると思います。(2020年4月16日)