実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言 32】

「ここで,釈尊は,「人生は苦である」ということを断定していますが,「苦」というのは,「思いどおりにならないこと」という意味です。」(『原始仏典』,中村元筑摩書房

 

◯人生とは,そもそもままならないものであり,ままならないのが人生であるとさえ言えます。そのことを正しく認識することさえできれば,不平不満などの生じようがありません。私たちは,この過度に豊かで便利な生活を当たり前と思い,思い上がった末に人生は自分の思い通りになるはずであると勘違いするからこそ不平不満などを生じさせ,自分は不幸であると錯覚するようになってしまうのではないでしょうか。幸せであるためには自分が幸せであることに気づく必要がありますが,そのためにまずは,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さ(まさに奇跡)をしみじみ思い出すとともに,人生がままらないものであるということを謙虚に受け入れられるようになる必要があるのではないでしょうか。(2020年3月22日)