実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【幸せに関する名言 277】

「どうしてわれわれは人を責めるのが好きで,こんなに意地悪く,こんなに理不尽に責めるのだろう? 人を責めることで自分の責任を免れようと思うからである。」(『文読む月日(上)』,トルストイ,北御門二郎訳,筑摩書房

 

◯不幸な人間は,その不幸を他者のせいにして他者を恨み,他者を責め立て,場合によっては,他者をも不幸な状況に巻き込もうとして道を踏み外してしまう。不幸の真の原因は自分自身にあるにもかかわらず。他者を恨み,他者を責め立て,他者に害を加えることで,自分自身をますます不幸な状況に追い込んでしまう結果になるにもかかわらず。(2020年1月26日)