実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【人生に関する名言 273】

「怒りは,いかなる場合も好ましくないが,正しい仕事を行なう場合は,なおさらそうである。なぜなら怒りがその正しい仕事に曇りを与えるからである。」(『文読む月日(上)』,トルストイ,北御門二郎訳,筑摩書房

 

◯怒りは,他者に対する感謝の気持ちを忘れさせ,他者と仲良く助け合い,他者の幸せを願い,喜び,自分の幸せを他者と分かち合うことを難しくさせる。と同時に,私たちの心の目を曇らせるとともに私たちから心の平安を奪い去り,私たちが正しい道を歩むことや私たちがいま目の前にある幸せに気づくことさえ困難にさせてしまう。(2020年1月22日)