実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【人はいかに生きるべきか 190】

「もし人の悪口が言いたかったら,陰口(かげぐち)ではなく,その人の目の前でいうがよい。そしてその際,相手に悪感情を起こさせないように言うがよい。」(『文読む月日(下)』,トルストイ,北御門二郎訳,筑摩書房

 

◯「物は言いよう」である。大切なのは,何を言うかではなく,どう言うかである。自分の言葉を相手の心に本当に届けたいと思うのであれば,口の利き方,物の言い方に細心の注意を払うべきである。どれだけ正しいことを言ったとしても,自分だけが正しく,周りはみんな間違っていると決め付けるような口の利き方では,その言葉は誰の心にも届かず,反発を生むだけである。(2019年10月24日)

 

【幸せであるための方法】 - 幸せであるために