実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【幸せに関する名言 92】

「無常こそ世の常である。これがもし人間に永遠の命が与えられていたとしたらどれほどつまらぬことであろう。世の中は先がわからないからこそ面白い。」(『徒然草(日本文学全集07所収)』,内田樹訳,河出書房新社

 

◯命のはかなさや世の中の無常を嘆く必要がどこにあるのだろうか。はかない命であるからこそ,今ここでこうして生きていられることに有り難さを感じるのである。無常な世の中であるからこそ,今この瞬間が大切なものに感じられるのである。幸せであることは,はかない命しか与えられていない,無常な世の中に暮らす人間に与えられた特権であり,この特権を大いに生かすことこそが望ましい。(2019年7月15日)

 

【幸せであるための方法】 - 幸せであるために