実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

幸せに関する覚え書き

【幸せに関する覚え書き 186】

◯欲望は苦しみの種である。なぜ苦しみの種が増えるのを放っておくのか。苦しみの種を減らしたいのであれば,本気になって欲望を自制する必要がある。(2019年10月20日) 【幸せであるための方法】 - 幸せであるために

【幸せに関する覚え書き 185】

◯「小欲の人は貧と云ふとも富めり」と言う。「知足の人は貧といへども富めり」とも言う。欲を少なくし,足るを知る人こそが真の富者なのである。(2019年10月19日) 【幸せであるための方法】 - 幸せであるために

【幸せに関する覚え書き 184】

◯足りないと思えば,足りないように感じられる。足りていると思えば,足りているように感じられる。そういうものである。日常生活に,ひいては,生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになるためには,足るを知ること(どのような状況に置かれても,…

【幸せに関する覚え書き 183】

◯欲望を自制し,足るを知る人は幸せである。欲望を自制することができず,足るを知らない人は,不幸せであり,多くの場合,不平不満や被害感を一方的に募らせては,他人の幸せを妬むようになり(他人の不幸を喜ぶようになり),自らの権利ばかりを主張するよ…

【幸せに関する覚え書き 182】

◯私たちはなぜこれほどまでに富を求めるのだろうか。貧富と幸不幸とは全く別のことなのに,なぜ富者でなければ幸せにはなれないと思い込んでいるのだろうか。貧乏であることをことさらに悲惨なものとして捉え,忌避する傾向は,いったい何に由来するのであろ…

【幸せに関する覚え書き 181】

◯常に満ち足りた気持ちで機嫌良く生活することと,常に満たされない気持ちを抱えながら不機嫌な状態で生活することと,どちらが幸せなのだろうか。前者を幸せとするならば,欲望の肥大化を自制して少欲(小欲)知足を心がける必要があるのではないだろうか。…

【幸せに関する覚え書き 180】

◯貧しい生活を送っていても,幸せな人はたくさんいる。また,豊かな生活を送っていても,不幸せな人はたくさんいる。貧しいことを不幸せなことであると思い込み,他者を妬んだり,世の中を恨んだりしない限り,貧しいことと不幸せであることは,本来,全く別…

【幸せに関する覚え書き 179】

◯今ここでこうして生きていられることの有り難さや感謝の気持ちを忘れているからこそ,不平不満や被害感ばかりを募らせ,本当に大切なものが見えなくなってしまうのである。不平不満を抱きそうになった際には,原点に立ち返り,今ここでこうして生きていられ…

【幸せに関する覚え書き 178】

◯不幸せな人は,不機嫌になり,他者から疎んぜられるようになることで,あるいは,勝手に被害感を募らせ,他者と敵対することで,自分自身をますます不幸せな状況に追い込んでしまう。(2019年10月12日) 【幸せであるための方法】 - 幸せであるため…

【幸せに関する覚え書き 177】

◯克己心とは。この豊かで便利な生活を当たり前と思ってしまっている自分に打ち勝つこと。欲望の肥大化(わがまま)を抑えることができない自分に打ち勝つこと。今ここでこうして生きていられることの有り難さや感謝の気持ちを忘れてしまっている自分に打ち勝…

【幸せに関する覚え書き 176】

◯幸せは目的ではない。人生を実り多いものにするための手段である。日常生活に生きる喜びや幸せを見いだすことのできる人だけが,すなわち,いま目の前にある幸せを感じ取れる人だけが,人生を実り多いものにできるのである。(2019年10月10日) 【…

【幸せに関する覚え書き 175】

◯「足るを知る」ということは,それ以上の満足を諦めるということではない。どのような状況に置かれていても,満ち足りているということである。(2019年10月9日) 【幸せであるための方法】 - 幸せであるために

【幸せに関する覚え書き 174】

◯同じような状況に置かれていても,その状況を不満とし,イライラしながら生きている人もいれば,その状況に満足し,心安らかに生きている人もいる。人間の幸不幸は結局のところ,どのような状況に置かれるかではなく,自分が置かれた状況をどのように受け止…

【幸せに関する覚え書き 173】

◯幸せであることに気づくことさえできれば,誰もが幸せになれるのであり,人生は他人との勝負ではない。ただし,幸せであることに気づくためには,自らの欲望に打ち勝ち,自らが置かれた状況に自足できるようになる必要があり,その意味では,人生は自分自身…

【幸せに関する覚え書き 172】

◯欲張ることさえしなければ,生きる喜びや幸せは,日常生活の至る所に見いだすことができる。(2019年10月6日) 【幸せであるための方法】 - 幸せであるために

【幸せに関する覚え書き 171】

◯物事をあまり深刻に受け止め過ぎないこと。宇宙規模で考えれば,私たちの人生は一瞬の出来事であり,私たちの悩みは砂つぶほどの重量も有してはいない。(2019年10月5日) 【幸せであるための方法】 - 幸せであるために

【幸せに関する覚え書き 170】

◯命ははかなく,人生は短い。せめて生きている限りは,幸せでありたい。そのためにも,幸せについて真剣に考え,幸せであり続けるための努力を怠らないようにしたい。(2019年10月4日) 【幸せであるための方法】 - 幸せであるために

【幸せに関する覚え書き 169】

◯豊かで便利な生活を節度を持って享受しつつ,このような豊かで便利な生活を送れることの有り難さや感謝の気持ちを片時も忘れることなく,また,豊かで便利な生活を当たり前と思ってしまうことの弊害を十分に認識しながら生きていきたい。(2019年10月…

【幸せに関する覚え書き 168】

◯幸せでありたいのなら,それを願うだけではなく,幸せであるための努力,すなわち,感謝の気持ちを忘れない努力とか,今この瞬間をないがしろにしない努力とかを怠らないこと。幸せであることを心がけるというのは,そういうことなのではないだろうか。(2…

【幸せに関する覚え書き 167】

◯真理や幸せは,いつでも私たちの目の前にあり,私たちに気づかれることを待っている。まさに「青い鳥」である。私たちはなぜそれらに気づこうとしないのだろうか。機が熟していないということなのだろうか。(2019年10月1日) 【幸せであるための方…

【幸せに関する覚え書き 166】

◯私たちの目は,見たいものしか見えないようにできている。少しでも視野を広げるためには,自分自身のこだわりに気づくことのできる柔軟性や,他者の言葉に素直に耳を傾けることのできる謙虚さや,より良い生き方を目指して怠らずに努力し続けることのできる…

【幸せに関する覚え書き 165】

◯不平不満の多い人は,足るを知らず,感謝の気持ちを忘れている人であり,そのような人が日々の生活に生きる喜びや幸せを見いだすことは困難である。幸せになりたいのであれば,まずは不平不満を言うことをやめ,感謝の気持ちを思い出すことから始めるべきで…

【幸せに関する覚え書き 164】

◯同じ世界も,どのような色眼鏡をかけるかによって,全く別の世界に見えるものである。この世界で,適応的に生きていくためには,曇りのない眼で,あるがままの世界を見られるようになることが望ましいのであろうが,少なくとも,深刻な不適応に陥らないよう…

【幸せに関する覚え書き 163】

◯過去に起こった出来事自体を変えることはできないが,その出来事に対するあなたの解釈や,その解釈に基づくあなたの信念や思い込みを変えることは可能である。あなたが幸せになることを難しくさせている信念や思い込みがあり,それらを修正したいと願うので…

【幸せに関する覚え書き 162】

◯裕福でなくても幸せな人はたくさんいる。他方,裕福な人で本当の意味で幸せな人というのは,意外と少ないのではないだろうか。にもかかわらず,貧乏=不幸せ,金持ち=幸せ,という私たちの思い込みは,なぜこれほどまでに根深く,根強いのであろうか。(2…

【幸せに関する覚え書き 161】

◯私たちは知らぬ間に,物事を経済的な側面からのみ判断し,行動する習慣を身に付けてしまっているが,そのことによって失いつつあるものの大きさに,そろそろ気づいてもよいのではないだろうか。(2019年9月25日) 【幸せであるための方法】 - 幸せで…

【幸せに関する覚え書き 160】

◯幸せを願うのであれば,感謝の気持ちを忘れることなく足るを知り,一瞬一瞬を大切にしながら心を込めてい今を生きることによって,平凡な日々の暮らしの中にも生きる喜びや幸せを見いだせるように常に努力し続ける必要がある。(2019年9月24日) 【…

【幸せに関する覚え書き 159】

◯他人を自分の思い通りに変えることはできないが,自らの意志に基づいて自分を変えることは可能である。可能なことにこそ,時間やエネルギーを費やすべきである。(2019年9月23日) 【幸せであるための方法】 - 幸せであるために

【幸せに関する覚え書き 158】

◯何事も自分の思い通りにしたい,という願いがかなえられることは決してない。何事も自分の思い通りにしたいと願う気持ちの強い人は,結局は不平不満を募らせ,世の中を恨み,運命を呪い,自分自身をますます不幸せな状況に追い込んでしまうことになる。願う…

【幸せに関する覚え書き 157】

◯不幸せな人は,自分の幸せしか考えられない。他人の幸せを願い,他人の幸せを喜ぶような心の広さを持ち得ない。他方,幸せな人は,他人の幸せを願い,他人の幸せを喜び,他人の幸せのために行動し得るだけの心の広さを有している。(2019年9月21日)…