「感謝の心をはぐくめば，素晴らしいものがたくさん見えてくる。（メアリー・デイヴィス）」（『感謝の習慣』，スコット・アラン，弓場隆訳，ディスカヴァー・トゥエンティワン） GRATITUDE (グラティチュード) 毎日を好転させる感謝の習慣 作者:スコット・…

「感謝の気持ちは心の豊かさのあらわれで，不平不満は心の貧しさのあらわれです。（ドリス・デイ）」（『感謝の習慣』，スコット・アラン，弓場隆訳，ディスカヴァー・トゥエンティワン） GRATITUDE (グラティチュード) 毎日を好転させる感謝の習慣 作者:ス…

「欲望を減らしてこそ，争いや戦争の究極的な原因であるさまざまな緊張を本当に和らげることができるのである。」（『スモール イズ ビューティフル』，シューマッハー，小島慶三・酒井懋訳，講談社） スモール イズ ビューティフル (講談社学術文庫) 作者:F…

「大地は一人ひとりの必要を満たすだけのものは与えてくれるが，貪欲は満たしてくれない（ガンジー）」（『スモール イズ ビューティフル』，シューマッハー，小島慶三・酒井懋訳，講談社） スモール イズ ビューティフル (講談社学術文庫) 作者:F・アーンス…

「ただひたすら富を追い求めるのを目的とする生活態度・・・は，自己抑制の原理を欠いているので，有限な環境とはうまく折り合えないのである。」，「だれも彼もが十分に富を手に入れるまでは際限なく経済成長を進めるという考え方には，少なくとも二つの点…

「人間がこの世に存在するのは，金持ちになるためではなく，幸福になるためである。（スタンダール『文芸余論』）」（『心をささえる一言』，河盛好蔵，青春出版社） 心をささえる一言: 人生をひらく道標 (青春文庫 か- 4) 青春出版社 Amazon ○私たちは，社…

「世界に自分に関係のないことはないのだから，「世界を知る」ということは，「自分を知る」ということだ。」（『１４歳の君へ』，池田晶子，毎日新聞出版） 14歳の君へ―どう考えどう生きるか 作者:池田 晶子 毎日新聞出版 Amazon ○この世界に存在するすべて…

「人は，全世界を手に入れても魂（魂の満足）を失ったら，何にもならないじゃないか。」（「エドワード・バーナードの転落」（『モーム短篇選（上）』所収），行方昭夫編訳，岩波書店） モーム短篇選 上 (岩波文庫 赤 254-11) 作者:モーム 岩波書店 Amazon ○…

「「よろしい，これで十分だ」と叫ぶ豊かな社会があるだろうか。そんな社会はありはしない。」（『スモール イズ ビューティフル』，シューマッハー，小島慶三・酒井懋訳，講談社） スモール イズ ビューティフル (講談社学術文庫) 作者:F・アーンスト・シュ…

「他人のために生きるということは，容易なことである。だれでもみなしていることだ。（エマーソン『随想集』）」（『心をささえる一言』，河盛好蔵，青春出版社） 心をささえる一言: 人生をひらく道標 (青春文庫 か- 4) 青春出版社 Amazon ○私たちは，意識…

「ほがらかに死んでいくために，わたしは生きようと思う。（ゲレルト『寓話と物語』）」（『心をささえる一言』，河盛好蔵，青春出版社） 心をささえる一言: 人生をひらく道標 (青春文庫 か- 4) 青春出版社 Amazon ○自分が今ここでこうして生きていられるこ…

「一事を必ずなさむと思わば，他の事の破るをもいたむべからず。人のあざけりを恥ずべからず。万事にかへずしては，一つの大事成るべからず（一つの大きな目的を達成するためには，その他のすべてを犠牲にするくらいの覚悟がなくてはそれはできない。）。（…

「目的はかならずしも達成されるために設定されているわけでなく，照準点とか，方位点として役立たせるためである。（ジュベール『随想録』）」（『心をささえる一言』，河盛好蔵，青春出版社） 心をささえる一言: 人生をひらく道標 (青春文庫 か- 4) 青春出…

「生きることが，もちろん人生の最高の目標なのだ。（グリルパルツァー『サッフォー』）」（『心をささえる一言』，河盛好蔵，青春出版社） 心をささえる一言: 人生をひらく道標 (青春文庫 か- 4) 青春出版社 Amazon ○人体の免疫機能一つを取っても分かるよ…

「薔薇はなぜという理由なしに咲いている。薔薇はただ咲くべく咲いている。薔薇は自分自身を気にしない，ひとが見ているかどうかも問題にしない。」（『シレジウス瞑想詩集』，植田重雄・加藤智見訳，岩波書店） シレジウス瞑想詩集 上 (岩波文庫 青 819-1) …

「ひとは自分の運命を非難して，責任をまぬがれるつもりでいる。つまり，いつも運命の女神がいけないことになる。」（『寓話』，ラ・フォンテーヌ，今野一雄訳，岩波書店） 寓話 上 (岩波文庫 赤 514-1) 作者:ラ・フォンテーヌ 岩波書店 Amazon ○私たちは，…

「熟慮を重ねることによってのみ，読まれたものは，真に読者のものとなる。食物は食べることによってではなく，消化によって我々を養うのである。」（『読書について』，ショウペンハウエル，斎藤忍随訳，岩波書店） 読書について 他二篇 (岩波文庫) 作者:シ…

「苦労が人間をけだかくするというのは，事実に反する。幸福が，時にはそうすることはあるが，苦労はたいてい，人間をけちに意地悪くするものなのだ。（モーム）」（『月と六ペンス』，モーム，行方昭夫訳，岩波書店） 月と六ペンス (岩波文庫) 作者:モーム …

「貧しくとも君の生活を愛したまえ。」（『森の生活』，ソーロー，飯田実訳，岩波書店） 森の生活 上－（ウォールデン） (岩波文庫) 作者:ソロー,飯田 実 岩波書店 Amazon ○幸せな人生を送るためには，贅沢（ぜいたく）な暮らしを手に入れることより，質素な…

「「生きていてくれさえすればいい 」というのが，親が子どもに対するときのもっとも根源的な構えだということを，日本人はもう一度思い出した方がいいのではないか。」（『こんな日本でよかったね』，内田樹，文藝春秋） こんな日本でよかったね 構造主義的…

「自分のことを祈り頼むのは，乞食の祈りだ」（『柔らかなこころ，静かな想い』，村瀬嘉代子，創元社） 柔らかなこころ、静かな想い: 心理臨床を支えるもの 作者:村瀬 嘉代子 創元社 Amazon ○私たちは，自分が今ここでこうして生きていられることを当たり前…

「君がしなければならないのは，自分の意見を主張することではなくて，本当の考えを知ること，自分の立場や都合を超えた，誰にとっても正しい考えを，自分で考えて知ることだけなんだ。」（『１４歳の君へ』，池田晶子，毎日新聞出版） 14歳の君へ―どう考え…

「メディア研究者も，各種の記事の統計をとったり，あるいは編集者に記事のリストを見せ，彼らがどれを選んでどう表示させるかを見ることによって，記事の選定者が一貫してポジティブな記事よりネガティブな記事を優先することを確認している。」（『２１世…

「私たちは自分が幸福の中にいたことを，ずっと時間が経ってから気づくことがあります。そのときは当たり前のように送っていた日々が幸せだったことを，それが遠く過ぎ去ってからしみじみと思うのです。」（『もういちど読む山川倫理 PLUS 人生の風景編』，…

「富は海水に似ている。飲めば飲むほど渇く（ショーペンハウアー）」（『結界（下）』，津谷一，ダイレクト出版株式会社） 結界(下) 作者:津谷 一 Amazon ○ 人間の欲望は必ずしも本能（自然）に基づくものではないだけに，喉の渇きが水を飲むことによって簡…

「「衆生が癖によって盲目的に行為し続けている状態」が「迷い」であり，「それを止めた状態」が「悟り」である。」，「仏教で「修行」が必要とされる理由の一つがこれで，頭で正しい理屈を知ったとしても，習慣的な行為を止めることができない限り，達成さ…

「（明治時代初期の日本においては）金持ちは高ぶらず，貧乏人は卑下しない。実に，貧乏人は存在するが，貧困なるものは存在しない。（バジル・ホール・チェンバレン）」（『世界が憧れた日本人の生き方』，天野瀬捺，ディスカヴァー・トゥエンティワン） 世…

「単純なものこそ，変わらないもの，偉大なるものの謎を宿している。（マルチン・ハイデッガー）」（『ことばへの旅（上）』，森本哲郎，PHP研究所） ことばへの旅（上） (PHP文庫) 作者:森本 哲郎 PHP研究所 Amazon ○私たちは，複雑難解なものを高級・高尚…

「生命は自分だけで完結できないように作られているらしい」，「この世界の中で私たちはそれと気づかぬうちに，おたがいの命の欠如を満たし合っています。」，「一つひとつの命は，他者の総和の中に生かされています。このようなゆるやかに，しかし，確かに…

「充ち足りてしあわせな人間ほどうつくしく見える者はいない」（『三屋清左衛門残日録』，藤沢周平，文藝春秋） 三屋清左衛門残日録 (文春文庫) 作者:藤沢 周平 文藝春秋 Amazon ○同じような境遇にありながら，その境遇に満足し，感謝する気持ちを忘れること…