「寛大になるには，年をとりさえすればよい。どんなあやまちを見ても，自分の犯しかねなかったものばかりだ。」（『ゲーテ格言集』，高橋健二編訳，新潮社） ◯人間が犯す過ちは，誰もが犯す可能性のある過ちである。年を取るまでもなく，過ちに対しては寛容…

◯自分は不幸せであると感じている人は，そのことによって不平不満を募らせるばかりであり，いま目の前にある小さな幸せを感じ取ることができず，幸せであることがますます難しくなってしまう。そのような悪循環から逃れるためには，自分は不幸せであるという…

「安らぎ，喜び，幸福感とは，とりもなおさず，私たちにはもともと幸福の条件が備わっていると自覚することです。・・・自分が幸せであることを自覚していない人は，幸せではありません。」（『ブッダの〈気づき〉の瞑想』，ティク・ナット・ハン，山端法玄…